2期生の声「何度も鍼灸師をやめようと思ったことがあります」

鍼灸師

鍼灸の授業

志鍼塾 塾長の石丸です。

今回は「志鍼塾 2期生の声」をご紹介したいと思います。

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2期生からの声

専門学校卒業後、兄の整骨院で鍼灸師として10年ほど働いてきました(途中、出産・子育てでお休みしました)。患者様にはお一人お一人、その都度、誠心誠意を心がけてきたつもりですが、結果を出せない、治せない。自信をもって「次はいつきてください」とはいえず、常に悩み、そんな気持ちで向かい合う患者様に申し訳なく今に至ります。

何か突破口がないかと鍼灸関連のYouTubeをみていて、石丸先生に出会いました。石丸先生のようなすごい方でも脈診で宇宙をさまよわれた経験をおもちで、私が思っても口に出してはいけないと思っていたようなことをいってくださって少し気持ちが軽くなりました。
何度も鍼灸師を辞めたいと思っていましたが、もう1度、自分を信じて石丸先生についていきたいなと思い、家族にも相談して入塾させていただきました。

脈診だけでは完璧でない

以上、2期生の声を紹介しました。私は「俺は脈診が完璧だ」という人をほぼみたことがありません。そのようにいう人もその人なりにわかっているとは思います。しかし、複数人で脈診を行うと診断はバラバラです。私は脈診で一致しているのをみたことがありません。

勉強会などで脈診だけで「肺虚、肝虚証だね」などと全員の診断が一致しているのをみたことがありません。ここでずっと宇宙をさまようことになるわけです。

問診=腹診=脈診

志鍼塾では、脈診だけの診断はダメだとしています。脈診だけでは宇宙をさまようことになるので、私は「問診=腹診=脈診」に着眼点をおきました。

そしてこの中で問診が1番、簡単だといえます。患者様は頭が痛い場合には「頭が痛い」と教えてくれます。血圧が高い場合は「血圧が高い」、生理痛がある場合には「生理痛がある」と伝えてくれるわけです。

では、なぜ症状が出ているのかというと、東洋医学的な生理学が崩れるから症状が出るわけです。ですので、東洋医学的な生理学や色体表を理解すると、「そこがおかしいから症状が出ている」と推測できます。志鍼塾ではこのように推測しつつ、腹診や脈診を参考に施術する方法をとっています。

経絡治療を使いこなすレシピ

伝統的な経絡治療自体は非常に効果が高いものですが、脈診というツールだけではこれを使いこなせません。しかし、生理学や色体表などを駆使し、証を立てる方法であれば誰にでもできるようになります。

このように進めているのが志鍼塾であり、きちんと練習し、理解すれば誰にでもできます。私はよくこれをレシピにたとえてお話します。レシピをお教えするので、そのレシピ通りにつくる練習をして欲しいと思います。

今まではカレーライスをつくるにしても、どのようにつくればよいのかわからない状態だったわけです。しかし、志鍼塾ではレシピをお渡しするので、そのレシピ通りにつくる練習をして欲しい、ただこれだけの話です。

鍼だけで治せる人になる

このレシピは、理解はそれほど難しくありませんが全体を把握して実際に練習するのには時間がかかると思います。英会話や筋トレと同様、続けなければ効果は出ませんが、非常に効率よく、宇宙をさまよわない方法をお伝えしているのが志鍼塾です。

しっかりと実践していただければ、鍼だけで治せる人になります。鍼だけで治せる人は、実はものすごい存在です。世の中の鍼灸師の95%は鍼だけでは治せませんが、鍼でなければ治せない症状もたくさんあります。

東洋医学でなければ治せない症状はたくさんあり、とくに多愁訴には東洋医学です。多くの症状がある時点でその他の治療法ではすべてを治すことはかなり難しいでしょう。しかし、東洋医学であればかなりの確率ですべて治せます。

誰でもできるようになる

きちんと真面目に取り組めば誰でもできるようになります。それは私の鍼灸院が証明しています。当院にはかなりの数のスタッフがいますが、それぞれが実践して患者様を改善に導いています。当院ではスタッフ全員がカレーライスをつくれるようになり、来院された患者様にそれを配っているだけです。

おわりに

今回は、アンケートの内容から「志鍼塾 2期生の声」をご紹介しました。

鍼灸をどのようにしてよいのかわからないままうやむやな気持ちで行っている方も多いと思います。しかし、志鍼塾はそのような悩みを解決し、目の前の患者様にも自信をもって対応できるようになるので頑張っていきましょう。

志鍼塾

志鍼塾について詳しく知りたい方は次のページをご覧ください。

何をどのように学べるのか、価格や入塾方法についても記載しています。

鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。

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