志鍼塾 塾長の石丸昌志です。

この度、前身となる「猿でもできる鍼灸治療の会」から名称を変更して、より実践的な東洋医学を極める「志鍼塾」へと名前を改めました。

その背景には、本来は有用である東洋医学の地位が低く、欧米に比べて遅れている日本の実態があります。やはり西洋医学の力があまりにも強く、また東洋医学というと何か怪しいものみたいな印象を抱いている人も多いため、日本は先進国でも東洋医学の治療が軽視されている国のひとつとなっています。

その証拠に、私が経営する町田と国分寺、たまプラーザの3店舗には日本全国から問い合わせがあり、飛行機を利用するほど遠い所から通っている人もたくさんいます。繁盛していると言えば聞こえがいいですが、病院に行っても治らない患者がそれだけ大勢いて、近くに信頼できる鍼灸院があっても知ることができない状況にあるわけです。

鍼灸師の数と力

遠方の患者から問い合わせがあると、私自身が患者の近場で信頼できる鍼灸院がないかを探したりもしますが、同じ治療方針の鍼灸院でなければ自信をもって勧めることができません。私も素晴らしい鍼灸師を知ってはいますが、日本全国に10万人ほどいる方をすべて網羅しているわけでもなく、私の鍼灸院に来院いただくしか選択肢がないこともあります。

理想と現実のギャップ

私はこれまで蓄積してきた知識や経験を広く普及させて多くの方を助けるべく「人生をかけて10年で30店舗、30年で100店舗!」と、志を持って挑戦してきたものの、一人で日本全国の患者を救うのは難しいのが現実です。

そこで、鍼灸という治療がもっと素晴らしいものであると知っていただき、東洋医学の重要性を日本全国に広めていく活動に力を入れ始めました。その第一歩として、日本に東洋医学の素晴らしさを広め、西洋医学では救えない人々を治療できる鍼灸師の学舎(まなびや)「志鍼塾」を設立しました。

実践的な東洋医学と鍼灸を学べる「志鍼塾」

志鍼塾

実践的な東洋医学には「実践的な治療体系・技術」と「鍼灸師同士のネットワーク」が必要です。

東洋医学というのは非常に難解で掴みどころがない部分がある世界です。人体の神秘は、宇宙に通ずるものがあり、私たち鍼灸師は手探りで不調の原因を探っていかなければなりません。

しかし、蓄積された先人たちの教えや私たちの経験の中には、効果のある治療が少なからず存在します。患者の症状の原因は、掴みどころがない宇宙に浮かぶ星のようなもので、紛れもなく存在しています。仮に、その星をA地点とすると、そこにどうやってたどり着けばいいかを考えるのが鍼灸師の仕事です。そして、いくつもあるアプローチの中から効果のあるものを絞っていくと、だんだんと正解の道が見えてきます。

志鍼塾の治療体系

こうした経験と患者の本当の原因にアプローチでき、なおかつ効果のある治療を集めることで、「志鍼塾」の提唱する治療体系が作られました。

この治療体系は実践的な技術の集大成です。そのため、治療の成果が格段に改善されます。また、勉強が必要ですが、東洋医学の治療の中では簡単な部類の技術であるため、学んだことが即成果に結びつきます。さらに、新しい治療や効果のある治療があれば、治療体系に組み込み、常に技術の追究を続けていく点も「志鍼塾」の治療体系が実践的である理由のひとつです。

全国どこでも学べる環境

そして、実践的な東洋医学は技術だけでは成り立ちません。実践的であるなら、日本全国どこでも治療を受けられる必要があります。インターネットのウェブセミナーなども利用して、全国の鍼灸師が「志鍼塾」の治療体系を学べる環境を作る一方で、「志鍼塾」の治療を求めてきた患者が身近な鍼灸院で治療を受けられる環境を作っていかなければなりません。

それには全国規模の鍼灸師のネットワークが必要です。特に「将来的に自分の鍼灸院を持ちたい」「鍼灸院の技術水準を上げたい」という経営者的なマインドを持っている方に「志鍼塾」の実践的に体系化された治療技術を提供したいと考えています。

これは従業員やスタッフの入塾がダメというわけではなく、自分の治療によって鍼灸院の地位や名誉・評判といったものが左右される立場にあることが「覚悟」となって治療の質に影響するためです。一定の給料が約束された従業員やスタッフよりも、自分の腕で鍼灸院の未来を左右できる鍼灸師の活躍が、日本に東洋医学の素晴らしさを広めることにつながると考えています。

本来の東洋医学を目指す

東洋医学

現代の治療院の多くは、内科・消化器科・耳鼻科などの中でも、整形外科に含まれる限られた疾患の治療を掲げている場所が数多くあります。特に婦人科の治療を掲げている鍼灸院がとても多く、本当に困っている患者が置いてきぼりになっています。

私の鍼灸院で、腰痛や肩こりの患者以外に、耳管開放症や潰瘍性大腸炎、逆流性食道炎、円形脱毛症、うつ病、皮膚症状の患者も治療できるのは、本来の東洋医学を実践できているからに他なりません。

東洋医学と西洋医学の得意・不得意

本来の東洋医学は、救急救命と外科が必要のない、いわゆる西洋医学(病院)で治らない全科を治療する学問です。そのため、救急救命が必要のない患者であれば、基本的に東洋医学のほうが効果が高いと言えます。西洋医学で治らない症状をしっかり治せるようになれば、鍼灸院も安泰でしょう。

西洋医学で治らない症状を治すことができれば、「東洋医学はすごい」と認知されていくでしょう。

現在、政治や厚生労働省も西洋医学を重視していて、東洋医学の地位は低いままです。また、効果的な治療ができる鍼灸院が少ないせいでもあります。だからこそ、ありとあらゆる症状を治せる鍼灸院の集まりを作り、組織立って本来の東洋医学を広める活動を展開し、鍼灸師一人ひとりが東洋医学の地位向上に努めていくべきだと考えています。

おわりに

「志鍼塾」では、学んだことができるだけ簡単に実践に直結し、なおかつ再現性のある治療体系を提供します。そして、技術の応用ができ、現代の鍼灸院よりも確実に効果が出る実践的な東洋医学を全国に広めていきます。この活動を継続するためには皆様の鍼灸院が、より長く素晴らしい治療を提供していく環境も大切です。

私は現在、実践的な東洋医学の治療体系を駆使することで、3店舗の鍼灸院を円滑に経営しています。長年の実践から「志鍼塾」の治療体系が効果の高い治療につながっていることを証明し、経営のノウハウまで手中に収めています。そのため、「志鍼塾」では治療体系だけではなく、鍼灸院の全体の運営や、患者の説明から指導までのマインド、鍼灸院の立地、集客、そうした現実的な側面も総合的に学んでいただけます。

私は患者良し・鍼灸院良し・社会良しの三方良しを目標とする「志鍼塾」の志を一番に体現する存在として、現代社会に貢献していきます。

志鍼塾

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何をどのように学べるのか、講義スケジュールや価格について記載しています。

鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。

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