経絡治療の場合、腰やでん部も浅めの鍼を刺しますか?

鍼灸師

石丸塾長

志鍼塾塾長の石丸です。WEBセミナー事前質問回です。

治療家の方から「経絡治療の場合、腰やでん部も浅めの鍼を刺しますか。それとも、梨状筋や腸腰筋等に深く刺すことはありますか。本治法に対しての他の部位が強刺激だとバランスが良くないのかと思いました」ので、ご意見を伺いたいという質問をいただきました。

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深刺しは教えない!? 浅刺しの経絡治療

五臓六腑を流れる脈道を整えて、より健康的な体づくりを目指す「経絡治療」は、基本的に刺激が少なく浅刺しで、深刺しはしません。勉強会でも教えることはほとんどありません。

直接刺して、ぎっくり腰の痛みを緩和する方法

骨盤の出口で筋肉のトンネルである「梨状筋」に刺すことはあります。究極は、東洋医学的に肝臓のツボである「肝の経絡」や新陳代謝と同じ意味の「疏泄(そせつ)作用」を上げて、流すように治療をしていけば、緩んできます。

腰から足にかけて症状が出る「坐骨(さこつ)神経痛」やぎっくり腰で痛みが激しい患者は、直接刺すと緩和します。但し、その場しのぎでしかありません。痛みが少ない患者には、コリ解消に効く、でん部にあるツボ「秩辺(ちっぺん)」に刺したりもしません。

98%のケースが強刺激だとバランスが悪い

歩きや走る動作で使う3つの筋肉から成り立つ「腸腰筋」の場合は、鍼を刺すことはありませんが、手で緩めることはあります。

体全体を調整する治療法である「本治法」に対しての他の部位が強刺激だとバランスが良くないというのは、間違いなくその通りです。98%のケースではしないのが正解です。経絡治療なら経絡治療のみいいです。完璧な治療法ではないため、治らない人もいます。

現役鍼灸師が、自信を持って声を大にして言う東洋医学

鍼灸治療だと、他の整骨院やマッサージに比べて、治せる確率は格段に上がります。西洋医学等は複数の症状があっても部分治療しかしませんが、全体を見る東洋医学は全ての症状が治ります。1回や2回で治らなくても、経験則から自信を持って言えます。

おわりに

患者の様子によって、治療法が異なります。解剖学的な考え方を取り入れつつ、大半は東洋医学を主体で治療をしていきます。

経絡治療に関しての質問にお答えしました。ご覧いただきありがとうございました。

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