対医者で考える鍼灸院をやるべき

経営

足の施術

志鍼塾、塾長の石丸です。

本日は「対医者」で考える鍼灸院を経営してきた、私なりの体験談や考え方をお話ししようと思います。

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鍼灸院がターゲットにすべき領域とは

今現在、整骨院や鍼灸整骨院、鍼灸院、鍼灸マッサージ院、マッサージ院、整体院、カイロプラティックなどの施術院はありとあらゆるところにあります。

そういった施術院のほとんどは、整形外科領域の中のごく一部の疾患を訴える方をターゲットにした施術を行っています。患者の多くも、そういった外科領域のお困りごとを何とかしたいと施術院に行っておられることでしょう。

しかし本来、施術院がターゲットとすべき領域は他にも多数あります。婦人科や皮膚科、眼科、泌尿器科、心療内科、内科、消化器内科、脳神経外科などがあり、外科領域の疾患よりも多いのが実際です。

もちろん、肩こりや腰痛などの症状はトップ3に入るのでしょうが、それ以外の症状も全部ひっくるめると、他の領域のほうが勝っているはず。しかし、施術院でターゲットから外しがちなこれらの領域を病院で治せるかというと、そうではありません。病院では、慢性疾患を治すことができないのです。

「対医者」「対病院」で鍼灸院のありようを考える

私はこれまで、「対医者」「対病院」で鍼灸院のありようを考えてきました。これまでのように、「対鍼灸整骨院」「対鍼灸院」で考えると、ターゲットは整形外科領域だけにとどまってしまいます。

今現在は、整形外科領域に膨大な数の施術院が群がっている状態。そこにターゲットをしぼるのではなく、「対医者」「対病院」というかたちで頭を切り替える必要があります。

病院が必ずしも正しい診断を下せるわけではありません。また、慢性症状を改善することもできません。もちろん、救急救命や外科手術、アナフィラキシーショックへの対処などは西洋医学が優れていますが、全てにおいてそういう結果が出るというわけではないということをよく知っておくべきです。

慢性症状を改善できる鍼灸が日本の医療を変える

鍼灸院は、病院で根本的な原因がわからない慢性症状への対処法を知っており、症状を改善することができます。医師や病院が対応できない、そんな症状をしっかり改善できるということが伝われば、店の経営は必ず上向きます。

さらに、慢性病を改善できる本物の鍼灸院を日本に500店、いや1,000店作れたら、日本の医療は変わるでしょう。政府や厚生労働省がどうこうではなく、国民のニーズが増えるわけです。

この志鍼塾で学ぶ皆さんには、ぜひ「対医者」でものごとを考えていただきたい。「対医者」「対病院」で、症状が改善できるかできないか――それを根本におけば、鍼灸院は繁盛しますし、とても楽しく経営できるでしょう。

ぜひ皆さんもしっかり学んでいただき、力をつけたうえで、その喜び、楽しみを味わっていただきたいと思います。

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鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。

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