鍼灸師は、本当は素晴らしい資格なんやで!

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鍼灸施術

志鍼塾 塾長の石丸です。

今回は、『鍼灸師は、本当は素晴らしい資格なんやで!』と題してお話しします。

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鍼灸師はマッサージ師というイメージをぶっ壊す

鍼灸師の資格を持っているのに、鍼灸師の仕事をできない方が多いです。医者や看護師、薬剤師は資格にもとづく仕事をしているのに、鍼灸師はほぼできていません。東洋医学を主体とした鍼灸師から見れば、ほとんどの鍼灸師は鍼灸もどきをしています。

現状の鍼灸師のイメージは、「マッサージをする人」です。そのイメージを変えるため、わたしはわかりやすく「難病専門の鍼灸師」だと自己紹介しています。

東洋医学は内科疾患が得意です。鍼灸医学の基礎理論であるツボを説明する『臓腑経絡論』があります。ツボの道である『経絡』は、すべて内臓の名前です。

東洋医学は、本来肩こりや腰痛などの運動器疾患に特化しているものではありません。もちろんスポーツ障害や治療、ケガの予防などの『スポーツ鍼灸』を否定するものでもないです。

ですが慢性症状は病院では治りません。実は、慢性症状を治すことができるのは、東洋医学であり鍼灸師です。高血圧や肩こり、腰痛、末端冷え性、不眠症、鼻の症状、婦人科系の疾患などの複数の症状をお持ちの方は、病院に行っても治らないのが現状です。

医療系の資格で、鍼灸師が一番東洋医学を勉強しています。塾長である私からすると、東洋医学を基礎とした鍼灸が基本です。それに加え、スポーツ鍼灸や現代医学的な鍼灸もできるなら、幅広い鍼灸治療が可能です。

整体鍼灸やマッサージ鍼灸を仕事にしている方も、東洋医学の基礎に立ち返って考えていただけたら嬉しいです。なぜかというと、一緒に患者を治して鍼灸業界を変えたいと思っているからです。鍼灸専門院で就職が極端に低い現状を知っているからこそ、患者を治せる鍼灸師が増えてほしいと思っています。

多くの人が悩む数多の症状や病気を治すのは鍼灸師だけ

鍼と灸のみで、広範囲の症状に対応できます。肩こりや腰痛、頭痛、耳鳴り、ぎっくり腰、高血圧、婦人科疾患、生理痛、PMS(月経前症候群)不妊症、潰瘍性大腸炎、顔面神経麻痺、線維筋痛症、緑内障、小児鍼などです。

鍼灸師の資格を取得しても、給料も労働環境もブラックなところが多いです。ですが、東洋はり灸整骨院で働くと給料も他と比べて2倍、環境もホワイト。

2021年現在、67年間で、医療費が約2100憶円から約42兆円と増えています。(新型コロナウィルス発生以降は、減少傾向) 医療費が増大した1つの理由としては、慢性症状持ちの患者さんが病院に行くけど治らず、対症療法の度に税金が使われ、医療費が肥大していることです。

婦人科疾患で病院に通院した患者さんは、他の症状も持っていますが、婦人科疾患だけを処置して、他の症状を放置します。症状の緩和はするけれども、原因を特定し、根本を治しているわけではないので、身体の具合は悪くなります。放置が長引けば、子宮筋腫や卵巣のう種、子宮内膜症になる方もいます。

東洋医学だと、生理痛が重いという時点で治すので、悪化することはありません。それから起きた他の症状である肩こりや頭痛、腰痛、末端冷え性、鼻の症状なども一緒になくなります。

東洋医学は、病気にならない身体をつくる「未病を治す」という考え方にもとづいています。病院で治らないのに病院に行くと、病人が相対的に増え、医療費が増大します。体質や日常生活で突然出る症状、慢性症状を治すのが得意な東洋医学は、医療費の増大を食い止める一端になると思います。

東洋医学専門の鍼灸は鍼灸業界を変える

西洋医学は、生死に関わる病気を治すのに特化しています。本来、西洋医学が担う患者と東洋医学が担う患者がいます。病院が最高峰の治療と思っているので、一生薬を飲むことになっても疑問を持ちません。

日本には、高血圧の薬を飲む人が約4千人います。しかし、薬を飲み続けていると他の症状も出てしまいます。東洋医学から考えると、すべての薬は胃を荒らします。東洋医学は症状が軽いうちにすべての症状を治せます。一生薬を飲み続けなければならない高血圧の方を救うのが、約12万人の鍼灸師です。患者さんを治すことができる鍼灸師が増えれば、患者さんの負担が軽くなります。

商売の基本は、売り手と買い手が満足した上で、社会にも貢献できる『三方よし』です。鍼灸院よし社会よし患者よし。これが鉄則です。現状は、病院よし患者よし社会よしになってはいません。

三方良し経営を実現するために

多くの鍼灸院・整骨院は、回数券や物販をしています。そんなことをしているから、治すはずの患者を放置しています。上だけが高給取りで、患者さんと接する鍼灸師がブラックな環境にいること事態が間違っています。鍼灸院業界全員が手を組んで、困っている患者を治していきましょう。

鍼灸専門学校の先生にも、こういった現状もあるのだと知って学生に伝えてほしいです。マッサージやカイロなど複数の技術を持つことは決して悪いことではありません。反論がある方はぜひコメントしてください。石丸自身も新たな発見を見つけたいです。

パナソニックの創業者である松下幸之助さんの言葉を引用します。『社会毒になるものはいずれ消滅する』という言葉から三方よしではない現状は淘汰され、現役鍼灸師が正しいことをすれば、鍼灸院も業界も社会貢献もできるようになります。鍼灸師の素晴らしさを熱弁したいので、特別授業のご依頼待っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。

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