志鍼塾 塾長の石丸です。
今回は「動物と人間の人生の違い」についてお話ししたいと思います。
ここでは私が考える東洋医学の歴史の観点からお伝えします。
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草の根運動で歴史を変える
私は常日頃から東洋医学が世の中に広く伝わるように考えて行動しており、今後も進めていこうと思っています。東洋医学と西洋医学が肩を並べるようになることを目標に私は草の根運動で日々、頑張っています。もし、そうなった時には歴史が変わったといえるでしょう。
東洋医学と西洋医学を同等に
このような歴史が変わった瞬間は明治7年にもありました。明治7年に政府から出された政令によって東洋医学から西洋医学への移行がなされました。これにより東洋医学で行われていた医療は西洋医学が主流となり、東洋医学から西洋医学へ歴史が変わったわけです。
私としては現在の医療は西洋医学に偏りすぎているため、東洋医学を再度盛り立て、せめて半々にした方がよいと考えています。このような巻き戻し運動を行い、結果が出せれば歴史が変わったといえるのではないでしょうか。今回はこのような観点でお話していきたいと思います。
人間にしかできないこと
では、東洋医学に携わる者として「ただ単に鍼灸院をつくり終了」ではどうでしょう。鍼灸院をつくり、その人の生活が成り立つことは素晴らしいことではあります。しかしそれだけで終わってしまうと、歴史としては何の意味もなく、動物が生まれて死んだのと同じです。
一方、私が常日頃から考えているのは、「皆で力を合わせ、少しずつでも変えていき、東洋医学を広め、さらに後世に伝える」ことです。これが人間の人生であり、人間にしかできないことです。歴史を変えることは動物にはできない人間にしかできないことです。
人間に生まれ、鍼灸師として東洋医学を頑張りたいと思っている身としては、このような目線で皆さんと力を合わせていきたいと思っています。まさに「上医、国を治す」です。これは人間に与えられた特権でもあるので、私は国を治すという気持ちで日々、邁進しています。
世の中を変えるために
ただ単に鍼灸院をつくり「今だけ、金だけ、自分だけ」のところも実際にはあります。しかし、これでは儲けで通帳残高の数字は変わるかもしれませんが、世の中は変わっていません。これでは独裁政治と同じです。患者様を騙し、従業員をボロ雑巾のように働かせ、金をむしり取り、自分だけがよい思いをする。そのような独裁国家同様の勢力には絶対に負けたくありません。
そのためには皆さんと一緒に正しい気持ちで世のため人のために頑張っていきたいと思います。その結果、1番成功するのはわれわれであり、さらに東洋医学が普及し、病人が減っていくという正しいサイクルをつくっていけたらと考えています。
おわりに
今回は、「動物と人間の人生の違い」についてお話しました。
歴史を変えられるのは人間だけです。皆さんで頑張っていきましょう。
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鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。