本日は、鍼灸に特化してやるのが有利な理由についてお話したいと思います。
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理由1:数が少ない
鍼灸に特化してやっているところは数が少ないです。整形外科や病院は非常に数多くあって、他に整骨院、接骨医、マッサージ、整体、カイロなどもたくさんありますよね。そういったこともあって市場がすでに独占されており、新規参入は難しいと思います。
しかし鍼灸専門院は数がまだ少ないため、競合相手が少ないです。
理由2:42兆円がターゲット
鍼灸師は対医者のため、42兆円の医療予算の中にいる患者さん全てを対応できるわけではありませんが、半分くらいは鍼灸師が対処できると思います。
医者は本来、外科、救急救命、細菌感染症、検査、1型糖尿病、透析など、西洋医学の治療がないと生きていけないような人を対応していればいいのですが、あらゆる慢性病も対応しているので、医療費はこの70年間で200倍になっています。
そこに切り込めばいいわけです。それができる技術と理論と説明などを兼ね備えられれば、ブルーオーシャンの業界です。
理由3:多くの症状がある患者には東洋医学がおすすめ
東洋医学ほど多愁訴の患者を改善できるものはないと思います。
例えば、めまい、片頭痛、腰痛、生理痛、この4つが主訴の患者さんが他に円形性脱毛症、逆流性食道炎、喉の閉塞感、風邪も引きやすくて、眠りが浅いという症状もあり、加えて潰瘍性大腸炎も8月に発症したとします。
こうやって相談された場合、他の病院などは潰瘍性大腸炎がなぜ8月に発症したかを説明できません。また患者さんの主訴との関連性を説明できるかというと、できません。
東洋医学で言うと、これらの症状は全て肺からくる症状で、8月に潰瘍性大腸炎になったのも、立秋を迎えて肺の機能が落ちたためだと説明ができます。
このようにいろんな愁訴があった時は、東洋医学だと色体表に合わせて漏れずに対処できます。
しかし西洋医学だと科が全て分かれるために原因を特定できないことがほとんどで、一時的には改善しますが、原因に対応しないため症状が改善しきれないのです。
おわりに
本日は、「鍼灸をやるのが有利な理由」についてお話しました。
鍼灸はとてもいいものなので、鍼灸師の皆さん自身も気づいてほしいと日々思っております。
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鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。