まずは二流の鍼灸師へ!総合診療ができる鍼灸師になろう

鍼灸師

鍼灸施術

志鍼塾 塾長の石丸です。

今回は「鍼灸師ができること」について、大きく分けて4つお話しします。

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鍼灸師が主に行っている3つのこと

1つ目は、スポーツ鍼などの運動器疾患をメインとした鍼灸です。その他、自律神経などの現代医学的な理論に則って行う鍼灸です。

2つ目は、美容鍼灸です。美容鍼灸を行う鍼灸院は非常に多いです。

3つ目は、不妊を専門に扱う鍼灸です。これも非常に多いかと思います。

総合診療の必要性

そして4つ目は、総合診療です。患者様にはいろいろな症状があります。1人の患者様が複数の症状を抱えているケースは非常に多いです。たとえば、顔面神経麻痺で来院された患者様のお話を聞くと、風邪をひきやすい、生理痛、巻き爪、外反母趾、皮膚症状、末端冷え性などのその他の愁訴を多く伴っている場合があります。

このような状況から、総合診療医の必要性を説いた医師は総合診療医には鍼灸師が1番近いと話しています。私も現状ではその通りだと思っています。

全体像をとらえた治療

東洋医学は森をみて木を治します。体全体をみて治していくわけです。しかし、今現在の主流である西洋医学では科がわかれており、患者様の全体像をとらえた治療がなされていません。

患者様の全体像をとらえた治療ができるのは東洋医学的な視点をもった医療従事者だと考えます。これは鍼灸師でなくても構いませんが、東洋医学的な視点がなければ総合的にはみられません。

現在の医療業界に欠けている点

志鍼塾ではこういった総合診療ができるような内容になっていると思います。さらにこれこそが現在の医療業界に欠けている点だと考えています。

頭が痛ければ脳神経外科、肩が痛ければ整形外科、生理痛がひどい場合は婦人科、腰痛であれば整骨院や整形外科にいくのが一般的です。しかし、整骨院では腰の治療はしても円形脱毛症や慢性扁桃炎の治療はしてもらえません。この状況ではスポーツ鍼を行う鍼灸師は内科的な疾患が不得意になってしまいます。

おわりに

今回は、「鍼灸師ができること」についてお話ししました。

東洋医学的な治療ができる人が増えなければ、実際の患者様は減りません。このことから志鍼塾では誰でもできる鍼灸治療として、きちんと治せる二流の鍼灸師の大量生産から総合診療ができる鍼灸師を育成していきたいと考えています。

私はこの総合診療がもっとも楽しく、達成感があると思っています。また、本当に困っている患者様のために力を使うことができる方法だとも考えています。

志鍼塾

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何をどのように学べるのか、価格や入塾方法についても記載しています。

鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。

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