【情熱と向上心】伸びる鍼灸師の特徴とは?

鍼灸師

石丸塾長

鍼灸師として情熱と向上心を持つのは、とても素晴らしいことです。伝統的な東洋医学の知識と技術を駆使し、患者の健康と幸福を追求する姿勢は、真に優れた鍼灸師の特徴です。

そこで今回は、私がこれまでにたくさんの鍼灸師をみてきた中で、伸びる鍼灸師はここだと思ったポイントをお伝えしたいと思います。

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一流の鍼灸師は、最新の研究や技術を取り入れながら成長し続けています。彼らは、自身の知識や技術を磨くだけでなく、患者のニーズに寄り添い、最善の治療を提供するために努力しています。

情熱と向上心を持つ鍼灸師は、常に新しいアプローチや施術方法を追求し、患者の健康に対する情熱を注ぎ込んでいます。彼らは一人ひとりの患者に真摯に向き合い、症状の根本原因を探求しながら、症状の改善と健康の回復を目指しています。

ではそんな情熱と向上心を持ち続けるためにはどうしたらいいか?これから2つのポイントについてお伝えします。

その1 心技体

まず1つ目は、心技体です。武道の世界でも聞く言葉かもしれませんが、この心技体の中では心がもっとも重要です。「絶対に治す」「東洋医学を広める」といった魂、情熱がきちっとはまっていることが1番大切だと私は思っています。

頭ではなく、心から向かっていくマインドのセットがされているところからすべてがはじまります。ここがなければ行動が起こせないので、心技体の心がもっとも重要です。

私の院には非常に会話が上手なスタッフもいます。しかし、無口でも伸びる人は伸びます。無口なりに情熱がしっかりと伝わっているかどうかが大切です。患者との世間話は最低限でも信念や情熱が伝わっていることが1番です。逆にたくさん話をしていても中身がなければ、患者にとってよい鍼灸師ではありません。

その2 向上心・向学心

2つ目は、向上心・向学心です。

少し辛くなってくるかもしれませんが、ライバルは昨日の自分です。「昨日より今日、今日より明日」という気持ちをもつことでエネルギーが生まれます。そして、患者はそれについていこうと思ってくださるわけです。

一生は約30,000日

これは余談ですが、人間の一生は約30,000日といわれています。27歳時点で10,000日が経過しており、一生の30%以上が過ぎてしまっているわけです。たまにはボーっと休む時があってもよいかもしれません。しかし、ボケっと昨日、今日、明日、明後日が同じではずっとダラダラ過ぎてしまうだけです。

これはもったいないとは思わないでしょうか?

治療家として「昨日よりも今日、今日より明日」と前を向いて進んでいただきたいと思います。これがパワーとなり、患者への吸引力になると私は考えます。

治療家として患者のために

ここでは「伸びる鍼灸師」としましたが、技術や理論に加えて実際に患者の対応をして、患者に支持される鍼灸師にならなければいけません。

患者についてきてもらわなければ、われわれは施術をさせてもらえません。このことからも患者がつく鍼灸師は、それが1つの正解なわけです。同様に多くの患者に支持される鍼灸院も、それが1つの正解です。こういった意味でも伸びる鍼灸師を定義してお伝えしました。

まずはとにかく心、魂、情熱です。心の延長線上にある頭でいろいろと分析した上で行動に起こしていきましょう。

私は東洋医学の復興を20年近く思い続けています。これからも「患者様のために」「患者を減らすように」「患者様を楽にさせて治せるように」鍼灸師としてみなさんと頑張っていきたいと思います。

おわりに

今回は、「伸びる鍼灸師」についてお話しました。

鍼灸師の情熱と向上心は、単なる仕事以上のものです。彼らは人々の健康と幸福を支える存在として、社会貢献を果たしています。彼らの熱意と努力は、患者に寄り添いながら成長し、より良い治療を提供するための原動力となっています。

あなたが伸びる鍼灸師でありたいと思うなら、情熱と向上心を持ち続けることが重要です。自身の知識を深め、技術を磨き、患者の健康と幸福を追求する姿勢を持ちながら、鍼灸師として誇りを持って仕事をしていただきたいと思います。

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