サウナは五臓のどこに影響するのかについてお話します。
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一般的には血流や新陳代謝が良くなったり、美肌効果があったりという影響がありますが、そういった西洋医学的な観点ではなく、今回は東洋医学的にはどうなのか?という話をしていきます。
サウナの人体への影響
サウナに行くと汗をかくでしょう。体は60~80%は水なので、体温調節のために人体から汗が出て行くわけです。
その汗はどこから出てくるのかというと、水風船で言ったら皮から出てきます。つまり人体からすると皮膚から出て行くわけです。
東洋医学とサウナ
皮膚はどこが司っているかというと、肺です。サウナで汗を強制的に出している状態は、肺が頑張って働いているという状態です。つまり肺に負担がかかっており、肺の仕事量が増えているということです。
そのため肺虚の患者さんは、あまりサウナを乱用しないことをおすすめします。
まとめ
東洋医学的には、皮膚から強制的に水が出る、汗をかかせるということは、肺に負担がかかると考えます。
たくさんサウナに行く人には「月に1回くらいにしておいたらどうですか?」「減らしたほうがいいですよ」とアドバイスするのが東洋医学的な考え方です。
そういった説明をする時に役立てていただけると思います。
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鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。