本学と末学について

塾長日誌

はり施術

志鍼塾 塾長の石丸です。

学生の本分は勉強ですが、社会人になってからも学びは続いています。もちろん東洋医学専門の現役鍼灸師であり、志鍼塾の塾長である石丸も、現状に慢心することなく日々勉強の毎日です。本日はそんな学びをテーマに、効率的な勉強の仕方やモチベーションアップの方法について詳しく解説していきます。

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モチベーションアップにつながる本学と末学

人は、なぜ勉強するのでしょうか?学生の頃を思い出すと、数学や物理、歴史は何の役に立つのかと疑問に思った方は多いと思います。それを解決するのが、本学と末学です。本学と末学を知ると、勉強のモチベーションアップにもつながります。

そもそも本学とは、目的や背景のことです。何を目指してどう自分の道を進みたいか、ということを意味します。対して末学とは、手法や手段のことです。末学は、その時代に応じた学びやスキル、必要な知識を指し、これらは学校で学ぶことも含まれます。勉強をする際は、この2つを学ぶことで見識が広がるのです。

日本では江戸時代、本学の次に末学を勉強していました。しかし現在の教育は、末学しか学びません。学校でも暗記すると良い点数が取れるため、記憶力の良い方のほうが順風満帆に進みます。つまり土台となる基礎がない状態からスタートするため、鍼灸の世界でもスキルや知識だけを活用し、売上至上主義になる方が多いのです。

本学と末学の考えを知ることで、「患者さんを改善させるという目的のために何ができるか」「鍼灸師の社会的地位向上という目標に向かって何をすべきか」が見えてきます。

目標が明らかになるので、自ずと勉強する意欲も向上するのです。

お客様も人間なので、施術者の熱い思いは伝わります。しかし、多くの鍼灸院は売上至上主義なので、お金のことばかり考えています。江戸時代と聞くとはるか昔のことと感じるかもしれませんが、人類の歴史から見るとわずか約200年前のことです。

また、江戸時代末期は人間として成熟した時代でもありました。鍼灸師も江戸時代が勉学の全盛期であることを知っておくと、良い鍼灸師になれると思います。挫折を味わうと、人は不安定になりがちです。でも、自分の中にしっかりとした目標があればブレません。結果、すばらしい目標を持つ鍼灸師となり、鍼灸院も成長していきます。

モチベーションを上げるなら志鍼塾へ

東洋医学の鍼灸は、不調を改善させるだけでなく、社会貢献にもつながります。東洋医学専門の鍼灸を学びたい方は、伝統鍼灸の志鍼塾までお問い合わせください。

今回は、現役鍼灸師の塾長である石丸が、世界最古の国についてランキング形式で詳しく解説しました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

志鍼塾

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鍼灸師の地位向上と東洋医学の普及を目指し、仲間と共に成長していきましょう。

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